現地時間5月4日、プレミアリーグの第36節でアーセナルはエミレーツ・スタジアムでボーンマスと対戦した。
残り3試合となったプレミアリーグ。首位には立っているものの消化試合の1試合少ないマンチェスター・シティとは勝点1差。相変わらず一試合も落とせない。
ボーンマスは得点ランク5位タイのソランケを中心に素晴らしい1ヶ月を過ごしていた。アーセナルにとってはホームでも気を付けなければならない。
ざっくりマッチレビュー
アーセナル 3-0 ボーンマス
アーセナル
22 | ラヤ |
2 | サリバ |
6 | ガブリエル |
4 | ホワイト |
18 | 冨安健洋 |
5 | トーマス・パーティ |
8 | ウーデゴール |
41 | ライス ⚽️90’+7′ |
7 | サカ ⚽️45′(PK) ⬇️86′ |
19 | トロサール ⚽️70′ ⬇️81′ |
29 | ハヴァーツ |
11 | マルティネッリ ⬆️81′ |
9 | ジェズス ⬆️86′ |
ボーンマス
42 | トラヴァース |
27 | ザバルニー |
25 | セネシ ⬇️80′ |
15 | アダム・スミス ⬇️89′ |
11 | ワッタラ |
10 | クリスティー |
4 | クック |
24 | セメンヨ |
14 | スコット ⬇️71′ |
19 | クライファート ⬇️89′ |
9 | ソランケ |
29 | ビリング ⬆️71′ |
26 | エネス・ウナル ⬆️80′ |
37 | アーロンズ ⬆️89′ |
8 | フェーブル ⬆️89′ |
アルテタは三試合連続で同じスタメンをセレクトした。うまくいっている時はスタメンはいじらない、アルテタのお決まりのパターン。
試合開始からアーセナルがボーンマスを圧倒し、何度もゴールに襲いかかるがこの日はGKのトラヴァースが大当たり。幾度となくシュートをセーブする。
不穏な空気が流れるが前半終了間際の45分、ハヴァーツが得たPKをサカが冷静に決める。
後半は多少オープンになったが70分にトロサールが追加点。アディショナルタイムにはカウンターからライスが追加点を挙げ、3−0でアーセナルが完勝した。
デクランタイム!
超過密日程の四月を終えて、久方ぶりに一週間の試合間隔があった。そのおかげもあってか選手たちのパフォーマンスは最高で特段悪い選手なんかいなかった。
なんともブログ殺しの試合。
得点こそなかったが、ハヴァーツは攻撃に奥行きをもたらし、チャンスメイクに惜しいシュートシーンなど存在感を示した。
適応に苦しみ、なかなか得点が取れず、PKを譲ってもらっていた前回のボーンマス戦。あの時の人ですか?ってなるぐらい別人。自信に満ち溢れまくってる。
サカも好調を維持していて、PKは本当に上手くなったな。メッシみたいだったよ、正味。
トロサールは今日も今日とてという感じで、必殺仕事人シュートを魅せていた。
中でも一際輝き、エネルギッシュだったのはトロサールのゴールを見事なアウトサイドでアシストしたライス。1得点1アシストの活躍でMOTMに選ばれた。
得点シーンのカウンター発動時にはカメラに映ってなかったライス。ジェズスがペナ付近でボールを持つと唐突なフレームイン。後半ロスタイムとは思えない走力で得点を決める。いつも通り守備にもどこにでも顔出してて、だからほんとすごい。
あ、そうか。こないだロイ・キーンのジジイが「ライスは得点力が足りない!」とか抜かしてたけど、結果であのうるせえジジイを黙らせることに成功!
冨安、復調の兆し
ロンドンダービー二連戦で唯一コンディションに疑問が残った冨安。なんか日本のメディアとか信者は「大活躍!」みたいに言ってたけど、トミの100%はあんなもんじゃないと思うんだけどな・・・
まぁそんな心配もどこ吹く風って感じで、この試合では攻守において安定感抜群の冨安。冨安と書いて安心と読むんだから。
攻撃では前半ハヴァーツへののフライスルーパスや、トーマス宇宙開発定期の発射パスとチャンスメイクにおいても最近の試合の数倍効いてた。
あとシーズン2点目めっちゃ欲しいんだろうな、最近毎試合シュート打ってる気がする。
とにかく、この調子を維持してれ「「「「「「怪我」」」」」さえしなければ、スタメンは堅いね。
プレミアの審判?何を今更・・・
この試合の最大のトピックはデイビット・クート主審の判定だろう。
まずサカのPKに繋がったハヴァーツへのファール。
「あれ?足かかってなくない?」って思ったけど、よく見ると左足が相手GKの足に当たっていた。
ただこれに関しては、バイエルン戦のサカの件もあるし、当たりにいったと判定されてもおかしくはないが、結果的により自然に足を残したハヴァーツの巧さが上だったというのもある。
もう一件は後半72分にボーンマスのゴールが取り消しになったシーン。「ラヤ・・・またか・・・」と不十分なパンチングからネットを揺らされてしまうが、パンチングのところでソランケがラヤにチャージしているようにも見える。
これも本当に角度によってだから、人によるんだろうなと。
当然ボーンマス側をはじめ、ライバルサポーターたちは怒るわな。「アーセナルは審判に優遇されてる!」なんてことも。あのアーセナルが、審判に?まさかねぇ・・・
まぁこの国の審判はVARがあろうがなかろうがレベルが上がることはないんだから、期待するだけ無駄。アーセナルにだって不利な判定はあるし。
「一貫性を!」なんて無駄な話なんすよ。諦めな。
ゴールデングローブ
さて、最近散々ラヤに当たり散らかしてる私ですが、そんなラヤがリーグのゴールデングローブ賞(シーズン通して無失点が一番多いGKに与えられる」を獲得しましたね。
とりあえずおめでとう。15クリーンシートはさすがにすごいよ。
ただこれはラヤだけの賞ではないね、アーセナル全体、特にガブリエルとサリバの貢献もでかい。サリバに関してはこの試合では流石の守備力。
もうなんか当たり前になっちゃってるのが怖い。加藤さんに一回怒られないとな。
てか今回ほんと書くことない!次はマンチェスター・ユナイテッド!オールドトラフォード!否が応でも文字数増えそう。