アーセナル vs 元アーセナル

世紀の大煽り

オリヴィエ・ジルー

宮市はジルーはめっちゃ良いやつって言ってました。

アーセナル初の欧州タイトルに待ったをかけたのも元アーセナルの選手。ヨーロッパリーグの決勝戦、均衡を破ったのはこのジルーだ。盟友コシェルニーのマークをものともせず、左サイドからのクロスを天で合わせた。その後もPK奪取、4点目をアシストするなどの大活躍で古巣にタイトルを譲らなかった。

先日の投稿でも紹介したが、試合後のTYA発言(Thank You, ARSENAL !!!)がグーナーの逆鱗に触れていたが、今季はエミレーツへ試合観戦にもきていたのでそれほど溝は深くなさそう。

セオ・ウォルコット

一番円満別れしたはずなのに、普通にゴール決めたら喜ぶ瀬尾くん、可愛い。

グーナーにとって瀬尾(セオ)は永遠の若手だ。彼の最初の古巣であるサウサンプトンへ戻ると、味のあるベテランとしてアーセナルに立ちはだかった。移籍した2020年、コロナの影響で無観客だったエミレーツで自慢のスピードを活かし、見事なループシュートを沈めた。

そして昨年のエミレーツでも、瀬尾くんはアーセナルの壁となった。チームの2点目となるゴールを挙げ、優勝争い終盤の古巣に厳しすぎる洗礼を与えた。

アレックス・オックスレイド=チェンバレン

The OX 未だにアーセナルに一番お金残してくれた人。

2011年彗星の如く現れたアーセナル期待の星は、2017年リバプールへ活躍の場を移した。2019年、リーグカップでアーセナルと対戦すると、2-4とビハインドで迎えた後半58分、OXらしいミドルで反撃の狼煙を上げた。

この試合ではサカやマルティネッリがまだカップ戦要因として出ている中で、元先輩としてその背中で解らせる、そんな気持ちを感じた。

ダニー・ウェルベック

古巣弾大好きウェルベック

2019-20の最終節、勝てば残留の可能性があったワトフォード。試合はアーセナルが3点先行するが、ワトフォードも反撃。2点目を挙げたのが、2019年までアーセナルにいたウェルベック。

彼はマンチェスター・Uプロデビューを果たしているが、アーセナル在籍時にユナイテッド相手にもゴールを挙げている。古巣キラーかもしれない。

点取りたかったけどダメだった人編

ウエスト・ハムのマヴロパノス

ニューカッスルのウィロック

バイエルンのニャブリ

この辺はこの間触れたので割愛しますね。他にもアネルカとかもいるんだけどちょっとあんまり記憶にないのでこれも割愛します。

お次は番外編というか、惜しくも決められなかった選手を特集します。

サミア・ナスリ

意外に被ってない、フラミニとナスリ

ナスリは2011年にシティへ移籍。セスクが移籍して、ナスリを中心に据えたい最中で起きた移籍劇に加え、因縁の移籍先。グーナーはこの時も心中穏やかではなかった。さらに移籍後のグーナーへの批判的な発言が火に油を注いだ。

これだけ啖呵を切ったナスリ。彼の”良い”性格を考えると、第二のアデバヨールになる可能性は十分だった。ナスリの移籍した年は、最後にリーグテーブルの頂点にはシティの名前が載る。

もうこの時期になるとアーセナルはシティのカモ。大量失点を喫してしまう試合もあったが、サッカーの神様は本当にいるかもしれない。ナスリにだけは喜びの輪の中心に選ばせはしなかった。

幾多のチャンスもナスリは得点遠く、もしかしたらこいつにだけはやらせないという執念があったかもしれない。

その後、スペイン、トルコを経て2019年にウエスト・ハムの選手として再びプレミアリーグへ帰ってくる。そのデビュー戦の相手がアーセナルだった。

ライスわっか

4位争いで一戦も落とせない中、ナスリは自由に持ち前のテクニックを見せ、アーセナル守備陣にとって厄介な存在であり続けた。後半開始早々、ウエスト・ハムがこの試合唯一となるゴールを決める。アシストにはナスリの名前が刻まれた。

さらに、写真にもあるがその得点を挙げたのは、現アーセナル不動のダイナモ、デクラン・ライスだ。

アレックス・ソング

ソングの移籍は悲しかった。

アーセナルに残っていればもっと輝かしいキャリアがあったかもしれない。ソングは焦ってバルサに行ってしまった。「バルサからの誘いにNOとは言えない」じゃないんだよ。

ナスリよろしくウエスト・ハムにてプレミア復帰を果たした2014-15のアーセナル戦。開始早々コーナーキックのクリアボールをエリア外で待つソング。ダイレクトボレーでネットに突き刺す。

「ソングそんなことできたの!?」とこういうのも地味に嬉しいし、悔しい。しかしこのスーパーゴールはオフサイド位置にいた味方がキーパーのブラインドになったということで取り消しになった。

ピエール・エメリク・オーバメヤン

あからさまに調子悪い時のオーバの顔

オーバは惜しかったというか、可哀想すぎる。

アーセナルで居場所をなくし、契約解除の末バルサに移籍。クラシコでもゴールを挙げるなど、見事に復活を果たした。しかし、翌夏にレバンドフスキを獲得したバルサはオーバを持て余し、チェルシーへ送り込んだ。

ご存知の通り、昨季のチェルシーは悲惨な状況。オーバ自体もアーセナル晩期ではプレミアのフィジカルの対応に苦しんでいた。予想通りチェルシーではほぼ成果を得られず。

アーセナル戦では、昨年まで一緒だったチームメイトたちに自分の目の前を素通りされて、歓喜の輪を見届けることになった。

しかし、現在はフランスのマルセイユで再び得点量産街道に戻っている。

以上、長くなりましたが、元アーセナルとの軌跡でした。今後も増えてきそうだし、ジャカは来季CLで当たる可能性あるし、トレイラとかもあり得るね。FWだとラカゼットとかとの対戦もいつか実現してほしい。

逆に復讐心に燃える選手との対戦も期待したい。やっぱりゲンドゥージか笑 ナスリの後継人になるかもな。あとは今季退団濃厚なエンケティアは厄介な相手になりそうすぎる。

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