アーセナル回想録（選手編＃３）　アレクサンドル・ラカゼット　Part1

前回の唐突な自己紹介からちょっと見てもらう幅を広げようと思ってですね、見にきてくださった方はありがとうございます。

ちゃんとしなきゃ感あるけど、それだとなんか潰れそうだから今まで通り自己満足的にやっていきますね！

さて！というわけで、大人気企画（俺にだけ）アーセナル回想録やってこ！第三弾となる今回は・・・

アレクサンドル・ラカゼット兄貴との思い出をなぞっていきたいと思いますよーーっトォ！

もう直ぐ開催されるパリ五輪。そのフランス代表のオーバーエイジ枠として招集されたラカゼットってことでわりかしタイムリーかななんて思ったりね。しかもその監督がアンリなんだよね。

これ大丈夫かな。日本よりフランス応援しちゃいそうかも。「非国民！」って言われちゃいそう！

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アーセナル暗黒期の屋台骨として、チームを幾度となく救ってくれたラカ。個人的にも歴代アーセナルアタッカー陣でもかなり好き度高いから・・・長なるよーこれ笑

アーセナルでのスタッツ
ようやく実ったラブコール
もう一つの理由
盟友との出会い

アーセナルでのスタッツ

シーズン	試合数	ゴール数	アシスト数
2017-18	39	17	5
2018-19	49	19	11
2019-20	39	12	6
2020-21	43	17	3
2021-22	36	6	8
合計	206	71	33

獲得タイトル

FAカップ 1回（2019-20）
コミュニティー・シールド 2回（2017、2020）

ようやく実ったラブコール

記憶が正しければアーセナルはラカが2017年に加入する3、4年前から注目していた。下手したらもっと前かもラカのドレッド時代なんか、知ってるもん。

ラカゼット獲得の噂が出れば「夏が始まったなぁ」なんて風鈴と同じ効果あったな（あとイグアインとドラクスラーねあの頃の夏の風物詩といえば。他にもいたかな。）

当時ジルーだけでは心許なかったFWに厚みを出すべくとにかくラカゼットに注視していたが、ついに2017年夏、アーセナルはリーグ１で3年連続20得点を挙げている待望の点取り屋を獲得した。

移籍金は当時のクラブ最高額だったエジルの移籍金を更新する5300万€。これは自身に対する風当たりが強くなってきたヴェンゲルの大きな覚悟だ。

彼は何年にもわたりゴールができる選手ということを証明してきた。とても決定力のあるフィニッシャーだ。同時にとても素晴らしいテクニックがあり、精神的にも強い
Arsene Wenger

速さ、強さ、そして上手さを兼ね備えた万能型ストライカーにボスも大きな期待を寄せるとすぐさまラカは応えてくれた。

2017-18開幕戦にスタメンで出場すると、開始2分にエルネニーのクロスを頭で合わせ、挨拶がわりのアーセナル初ゴール！　飄々とした感じがほんとかっこいい、アンリっぽい！

チームは安定しないまでも、ラカ自体は順調なスタートを切った。

もう一つの理由

ここに来ることを決めさせたのは監督との話し合いだった。彼とは細かい話を自分がさらに改善できることについて話し合ったんだよ。
Alexandre Lacazette on Arsene Wenger

アトレティコからも狙われていたラカが、CLの出場がないアーセナルを選んだのは「アーセナル移籍してくる人あるある」、ヴェンゲルの存在だ。

人心掌握力においては、お爺の右に出るものはいねぇんじゃねぇかと思わせるな。

しかし、ラカにはもう一人移籍の決め手となった人物がいた。

アーセナルに加入したかった理由の1つが、サンチェスと一緒にプレーすることだ。トレーニングで彼の姿を見て彼のプレーや心構えに惚れ込んでしまった。そして彼と一緒にプレーしたいと思うようになった。これから何年間もそうあってほしいと願っている。
Alexandre Lacazette on Alexis Sanchez

サポーターも同様にサンチェスとラカゼット、そこにエジルも含めたフロントスリーにはめっちゃ期待しましたよ！　ただ、そんなラカの思いとは裏腹にサンチェスのアーセナル熱はもう灯ぐらいなもんでしたとさ・・・