先日レバークーゼンとのフレンドリーマッチに勝利し順調なプレシーズンを過ごしているアーセナル。この試合では元アーセナルのジャカがエミレーツで歓迎され、スタジアムの雰囲気も良好だ。
さて、エミレーツカップの次なる相手はリヨン。同時にプレシーズン期間最後の試合となる。リヨンはエミレーツカップの常連さんというイメージだ。何度か試合してる気がする。
リヨンとの縁と云えばラカゼット!!・・・ですが彼は前日にオリンピックの決勝を戦っていたため間に合わず残念!! それにしても惜しかったし良い試合だったな。
ラカも去ることながら、アンリに優勝してほしかった。でも準決勝の天を仰ぐアンリ崇高すぎたからこれだけでも満足。
あとパリ五輪あるあるだった決勝の前に棒で地面三回トントントンってするやつ! サッカーからは我らがヴェンゲルが選ばれてましたね。フランスでの功績あんまないけどなって思ったけどまぁヴェンゲルか、プラティニはなんか違うしジダンは開会式でキャスティングされたし・・・
や、リヨン戦関係ない! こういうことするから長くなるんだよアホめ。とにかくラカはいませんが、ヘイルエンド出身のメイトランド・ナイルズは来てくれた!
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ざっくりマッチレビュー
アーセナル 2-0 リヨン
アーセナル
22 | ラヤ |
2 15 | サリバ ⚽️9′ →78′ キヴィオル |
6 49 | ガブリエル ⚽️27′ →78′ ルイス・スケリー |
4 | ホワイト |
17 33 | ジンチェンコ →64′ カラフィオーリ |
5 20 | トーマス・パーティ →77′ ジョルジーニョ |
8 | ウーデゴール |
41 9 | ライス →64′ ジェズス |
7 24 | サカ →77′ ネルソン |
11 19 | マルティネッリ →78′ トロサール |
29 53 | ハヴァーツ →77′ ヌワネリ |
監督 | アルテタ |
リヨン
23 | ペリ |
55 | チャレタ・カー |
19 | ニアカテ |
22 | マタ |
16 34 | アブネル →64′ ディアワラ |
31 | マティッチ |
6 37 | カケレ →64′ Nuamah |
8 25 | トリッソ →85′ マンガラ |
98 | メイトランド・ナイルズ |
17 7 | ベンラーマ →64′ バルデ |
69 9 | ミカウタゼ →64′ Orban |
監督 | ピエール・セイジ |
開幕前最後の試合ということもあってかより実戦に寄せたスタメンが選ばれた。おそらく週末のウルヴス戦もこの11人が選考されてくるだろう。ティンバーは間に合わず、新たにヴィエイラが離脱している。
序盤から攻め込むアーセナルは前半9分にライスのCKをサリバが合わせて先制すると、29分にもやはりライスのCKを今度はガブリエルが合わせて追加点。
この2点を守り切ったアーセナルは一応エミレーツカップを優勝している。
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今季もニコラス・ジョバーFC
特にサリバの得点時のポジショニングなんかは準備してきた感が満載だった。ファーから巨漢たちが一気にニアになだれ込む、相手からしたら予測の難しいセットプレーだろう。
ガブリエル得点の際もそうだがそれも2アシストを記録したライスのキック制度があってこそだ。イングランド代表もライスに蹴らせれば良かったのにな、まあ良いけど。
サカのサイドからのセットプレーでもチャンスは作れていた。開幕前にこんな見せちゃっていいの!?と思うけど、完全秘密主義者のアルテタがそう易々と手の内を明かすわけがない。あんなのまだ氷山の一角だろう。セットプレーコーチのニコラス・ジョバーを筆頭にまだまだパターンを隠し持っているはず。
そしてほぼ獲得間違いなしというレアル・ソシエダMFのミケル・メリーノもエアバトルに絶対の自信を持つようだし、昨季に続き今季もアーセナルのリーサルウェポンはジョバーがデザインするセットプレーだ。
なんかこのサリバ女の子に見える。さてその先制点を挙げたサリバについて、攻撃時のビルドアップ能力がさらに上がったように思える。特に派手な縦パスを刺したりするわけではなかったが、安定感が増したように見えた。
レバークーゼン戦でもそう見えたからビルドアップ面における確かな成長はあったかもしれない。ユーロでの不慣れな左CBの経験が活きてきそうだ。ビッグゲームでその真価が試される。
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カラフィオーリ デビュー!!
グーナーが心待ちにしていた瞬間だ。
カラフィオーリ待望のアーセナルデビュー!
左サイドバックで64分から出場。早速挨拶がわり見せてくれたカラフィオーリのアグレッシブな守備はプレミアリーグでも戦えるということを予感させてくれた。昨季イタリアで4位のチームのレギュラーなんだからそりゃそうなんだけど、プレミア贔屓に見ちゃいがちだからね。
攻撃でも守備でもやはりベクトルがかなり前に向いていることがわかった。インサイドで受けて持ち上がるシーンなんかは彼の好きなプレーなのだろう。
途中からは左CBでのプレーになったが変わらぬ対人の強さ、左足での見事なボール捌きはユーロでアズーリの一員として見せてくれたプレーのそれだった。
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冨安の危機
まだ少々落ち着きが欲しかったが、カラフィオーリにとってはまずまずのデビュー戦となったのではないかと思う。デビューというご祝儀も含めて及第点以上の評価はしたい。しかし開幕スタメンかどうかはまだ怪しい。
待ったをかけるのはレバークーゼン戦に引き続き好パフォーマンスを披露したジンチェンコだ。背番号変更バフが上手いこと効いているのか、この日も復調に向けて快適にプレーできていた。
自分のリズムでボールを捌き球離れも良く、その判断の良さがマルティネッリへのチャンスクリエイトのパスにもつながっていたように思える。そして左からのアーリークロスも今季は武器になってくるだろう。
ジンチェンコにカラフィオーリが台頭してくるといよいよ冨安の立場も危うくなってくる。本当に怪我している場合ではない。出れば素晴らしいのは百も承知だが、他の選手もそれを待ってはくれない。
今季前半は調整的な起用になるであろうがティンバーもいるし、右SBでもホワイトの牙城を崩すのは至難の業だ。怪我がさらに長引きそうなら来季、下手したらこの夏にも・・・なんてことも可能性はゼロではなくなってきている。
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ライスの配置
プレースキックだけではなく得意のインターセプトやポケットの侵入などで存在感を示したライス。前試合に引き続きIHでの出場だが、やはり今のライスにはこのポジションが合っているように見える。
レバークーゼン戦ではまだボール扱いに問題があるように見えたがこのリヨン戦ではそれも徐々に合ってきている。この辺の調整力は一流という感じだ。
ライスをアンカーに据えなくてもいいのはもちろんトーマスの貢献が大きい。彼もまた無事にプレシーズンを過ごし、ここにきてコンディションを整えてきた。
彼の配球はさすがとしか言いようがない。特にサカへ出すパススピード、相手のスライドが間に合わないよう且つピンポイントのパスは簡単そうに見えてかなり難易度の高い技術だ。
得意のプレーキャンセルでの判断の良さも素晴らしかった。トランジションの面で若干の不安があり、ライスありきのような守備もあったがそれもシーズンを通して仕上げてくると個人的に楽観している。冨安以上に怪我に気をつけてほしい選手だ。
もう一人のアンカー ジョルジーニョには苦労が見えた。レバークーゼンではベンチに下がると珍しく苛立ちを露わにしていた。年齢的にも厳しくなってきたかもしれない。が、たまにすごいプレー見せちゃうのがこのおじさんなのも知ってる、ベテランはあんま心配しなくて良いかな。
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両翼の課題
サカとマルティネッリにとってはそれぞれ自分の”苦手分野”を浮き彫りにされたような試合だった。
サカは再三左からくるクロスに対して頭で合わせたがほぼ当たり損ねていた印象だ。これまでも当然サカのヘッドのチャンスはあったが正直あんまり上手くはない笑
その自信のなさがあまりにも出ている感じですごくぎこちない。もちろんサカに期待するのはそこじゃないのだが、得点の幅を広げるなら必要になってくる。
マルティネッリも兼ねてから言われているが、最終局面での精度だ。ライスへの崩しのパス、ウーデゴールからのパスに対するファーストタッチなど。そこの改善が見られないと今季もトロサールが一番手として考えられてしまうかもしれない。
トロサールにないスプリント力は随所で見せていた。守備面でもプレスバックでアピールしていた。しかしマルティネッリには数字に残る活躍を期待したいしキーマンになると思うから、彼にはもっともっと要求していきたい。
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いざ、開幕!!!
個人的に愛しずらかったラヤだったが、完全移籍の影響なのかどこか昨季に比べ責任感?みたいなのを感じ期待値が上がった。後半の唯一のピンチにも見事に対処して見せた。
そしてフル出場となったホワイトは安定感抜群で今季も馬車馬のように酷使されそうだ。ウーデゴール大キャプテンはこの試合でも魔法かけまくり。
再三のチャンスメイクに、ハイプレスのリーダー、文句のつけようがどこにもないプレシーズンだった。
さてこの週末から2024-25シーズンが始まる。開幕戦はウルヴスだ。ここまでのプレシーズンを見ても今季のアーセナルもかなり期待ができるのではないだろうか。
他チームを見ていないから一概に言えないが完成度はかなり高い。そしてここにメリーノ(全然決まってないけど)とさらにアタッカー(右WG? CF?)が加われば、戦力はこれまた一段とアップされるだろう。
少し前に比べれば格段と強くなったアーセナルだが、もう2位で頑張りましたねと言われるチームではないはず。プレミアリーグ21年ぶりの優勝、さらにはCLの優勝だって狙わなければならない。
準備は整った。我々サポーターもこっからは精一杯応援させてもらう。
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