2023-24 チャンピオンズリーグ 2nd leg vs バイエルン・ミュンヘン

近そうでまだ遠いビッグイヤー

チャンピオンズリーグ

ベスト4へ行ける可能性は十分にあった。前述の通り経験の差。「1st legで決めきれていれば・・・」「しょうもないミスさえなければ・・・」と後悔の残る試合となった。

じゃあベスト8という成績は失敗か。成功とはいえないけど、失敗なはずはない。7成功、3失敗の感じかな。大会前の優勝オッズ、何気にアーセナルはトップ5に入っていた。その期待値を踏まえると失敗という見方もある。

しかし、7年ぶりのチャンピオンズリーグ。過去にCL復帰を果たすも、予選で敗退するクラブだってあった。それを鑑みたらベスト8は立派だ。そもそもベスト8自体も14年ぶりだ。後ろ向きに考えすぎる必要はない。

選手たちもCLデビューの選手がほとんど。アルテタは選手たちを称賛した。

ドレッシングルームはお通夜状態。今は選手たちにかける言葉が見つからないよ。ほんのちょっとの差だった。我々は2ゴールを与えてしまった。でも、選手たちに寄り添いたい。彼らが連れてきてくれた旅だからね。

Mikel Arteta

選手たちは相当落ち込んでた。でもよくやったよ。

だから来年、ほぼ確実に来季の出場権も獲得できるし、ベスト4と言わず優勝を目指してリベンジ。正直、CLになると何か上手く綺麗にまとめようとしてというか、プレミアリーグで魅せるようなパフォーマンスを見せることができないように見えた。

今季の経験を糧に本来の自分たちを表現できるようになれば、また上のステージが見えてきそう。

あのレジェンドが冨安に、喝!

この試合に先発した冨安。86分にエンケティアと交代するまで冨安らしいプレーを披露した。1度サネに裏を取られるシーンもあったが、試合を通してみるとサネを封じたと言っていいだろう。地元紙での評価も高かった。

しかし、失点シーンについて、冨安のポジショニングに納得がいっていない人がいる。

クラブのレジェンド、ティエリ・アンリだ。

この記事を見て貰えばわかるように、アンリはクロスを上げたサネのマークに着き続けるより、ゴール前のスペースを埋めろといっている。得点を取ることに長けたアンリの感覚って感じする。

当時はキミッヒのマークを外したマルティネッリがなぁ・・って思ってたけど。危険なスペースを先に埋めなきゃいけないっていうアンリの意見も一理ある。

さて、冨安サポーターの方々はクラブのレジェンドであるキングにどういう反応するか楽しみだな笑

アンリ信者の私めは、アンリ様の意見が正しいと思います!アンリ様が全て!

まぁ全部が全部冨安のせいな訳はないけど、多少失点に関わる形にはなったかもね。

個人的にはアンリさん、そんなことより冨安を叱りたいところがあるよ!

後半50分、絶対に見たくない光景が飛び込んできましたよねぇ!

はい、出た。冨安のテディ座り。テディ安。恐れていた事態がよりによってこのクソ重要な試合で起こるとは・・・マジ終わった、冨安なんてこの試合のキーマンだし、残りのシーズンにも相当影響する。最悪・・・

と思ったら、座ると目を指して何かを探しだす冨安。

コンタクト探してただけかーーーーーーーーい

これにはバイエルンサポーターも大ブーイング笑 とりあえず怪我なく無事でよかったです。

残すはプレミアの優勝

失意の敗退となったが、まだプレミアリーグの試合が残っている。優勝争いの最中だ。

先日のビラ戦後の投稿でも言ったように、従来のアーセナルはここから大失速を見せる。CLがないから、プレミアに集中できるなんて考えはすぐさま捨てるべき(シティもCL敗退、リバプールもEL敗退のためそもそもこの説がないけど)

選手たちにはもちろん優勝を諦めるなんて微塵もないと信じている。それならばもちろん我々サポーターも精一杯応援するまで。

ただ、まぁそうね、超ネガティブグーナーの僕なので、正直きついと思いますよ。シティのこっからの安定感は異常だしね。自力優勝はないし、ある程度、来季を見据えたメンバー選考も考慮した方がいいかも。

この4月の過密日程で特にウーデゴールとライスは疲労が限界にきてるように見える。ライスは明らかに体が重い。トーマス・パーティとスミス・ロウの出場時間も増やしていかなければならない。

そうなるとサリバとガブリエルの両CBも休ませないとってなるけど、そうすると崩れすぎちゃいそうな気もするしっていう、まだ優勝がかかっているが故のジレンマ。今年はシーズン後にユーロがあるし、その後のオリンピックにも出る選手がいるかもしれない(サリバ)

そうなると、開幕戦以来、戦線を離脱しているティンバーの復帰も望ましくなってくる。彼は冨安のように左右のサイドバックをこなせて、CBとしても計算できる。復帰はまもなくとのことだ。

間違いなく今季のアーセナルは、私が過去見てきた中で一番強い。だからこそ、従来のアーセナルと同じ道を辿ってほしくはない。まずはウルヴス戦。久々の勝ちで弾みをつけたい。

日本時間3:30キックオフ。ばーか。

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