EURO2024 決勝トーナメント 準々決勝

成長

Round16での戦いではそれほど大きな番狂せもなく、強豪国たちが問題なくベスト8の舞台へと勝ち進んでいった。

強いて言うならばスイスが前回王者のイタリアを倒したということがサプライズかもしれないが、今大会のここまでの仕上がりや最近のアズーリの低調ぶりを鑑みればそこまで驚きはなかった。

アーセナルの面々で言うとベルギーのトロサールとイタリアのジョルジーニョが脱落。両者とも出場することなく、選手個人としても無念の敗退となってしまった。

見ての通り左の山は激アツ試合が二連で来ている。上は2008年のユーロ決勝カード、下は2016年の決勝だ。

1時と4時・・・時差があるのはもうわかったからもうちょい早い時間になりませんかね笑 22時とかでいいんで!!!

とりあえず眠いと思うけど、参りましょうか。今回はサカ回になりそうだな。

※オランダvsトルコは間に合いませんでしたすいません。ギュレルは本物。

スペインvsドイツ

カイ・ハヴァーツ(ドイツ)

CFとして先発出場し延長になると交代。

またしても決定機をいくつか仕留めきれず批判に晒されている。記憶が正しければ4〜5は決めたい場面があった。そこまでのプロセスは素晴らしいんだけど。

どうせまたCFじゃないだの本職で使えだの言われちゃうだろうけど、個人的には中盤ハヴァーツより9番ハヴァーツ好きだからケチャドバするまで頑張ってほしい。

とはいえ偽9番として絶妙な位置どりでチャンスメイクの中心に、トップ下としては文句のない働きをしていた。「得点」と言う部分を除けばハヴァーツは最高の9番だ。マジの「偽9番」と。

さすがに無人のゴールにはちゃんと決めてほしかったかもな・・・なんでアーセナルのFWってこうなんだろう。でもフュルクルクも結局持ってなかったからCFどっち論争はもう無意味。

ドイツでは出突っ張りだったハヴァーツ。しっかり休んで来季はスタートからアーセナルの最前線を背負って欲しいところです。

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ドイツの敗戦によりトニ・クロースが引退することになった。この試合ではペドリへのハードタックルなども含めかなり気合が入っていたようだ。

彼らしいプレーを最後に見ることはできなかったがクロースはこの大会を通して引退がまだ早いということを証明した。アーセナルもバイエルン時代には随分と世話になった。

トニ・クロースという偉大なプレーヤーは我々の記憶に色濃く残り続けるだろう。

クロースとの接触で欠場を余儀なくされたペドリだが、戦力的な部分で心配には及ばないということは確実になった。ダニ・オルモがなぜビッグクラブにいないのか不思議すぎる。

今までも、今回も結局オルモのこれという特徴はわからないが能力の五角形がバランス良くでかいイメージ。常に85点のプレーができるスペインのNo.10は伊達じゃない。

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スイスvsイングランド

ブカヨ・サカ(イングランド)

右WGで先発出場。延長途中から左のWBになりフル出場。

今回のブログのメインイベントだ。ついに我らのスターボーイがその実力を発揮した。それは失点を喫した5分後の後半80分だった。

ライスのパスを右サイドで受けたサカはカットインの後ペナ角付近から左足を振り抜く。そのボールはかつての兄貴分ジャカの股を抜け、名手ゾマーも反応できずポストの内側を叩いてネットへすいこまれた。

イングランドを救うゴラッソを決めたサカは喜びを爆発させ反対側のタッチラインへ。そこで待っていたのはアーセナルのチームメイト、ラムズデール

アシスト:ライス ゴール:サカ セレブレーション:withラムズデール 我々グーナーにとってはたまらない瞬間になった。

試合を通しても常にサカはスイスの左サイドの脅威となり何度もスプリントを繰り返し、体を張りチャンスメイクを重ねていた。

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そして迎えたPK戦ではスイス一人目のアカンジが失敗し、リードを広げたいなかで迎えたイングランド三人目のキッカーは前回大会決勝でPKを失敗したサカ。

心臓バクバクだったと思う。でも目一杯平気なフリ。あの頃とはまるで面構えが違った。サカは自身の成長を見せつけるかのようにPKを成功させた。

贔屓目かもしれないがサカのPK成功の瞬間はイングランド勝利に次いで盛り上がっていたような気がする。国民がブカヨ・サカを愛しているのだ。

そしてもう一人、ないしは二人が彼の勇姿を喜んだ。それはサカ同様に前回大会決勝の舞台でPKを失敗したサンチョだ。自身のSNSのでこう記した。

この男を誇りに思う!ブカヨ・サカ!オレとマーカス・ラッシュフォードのためにやってくれたな兄弟!

Jadon Sancho

地獄を見た三人の絆だ。サンチョラッシュフォードは今大会には帯同できなかったが一緒に戦ってくれていた。本当の意味で彼らが報われるのはイングランドが優勝トロフィーを掲げた時だろう。

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デクラン・ライス(イングランド)

ボランチで先発フル出場。試合終了まで120分走り続けた。

サカが主役ならライスは名脇役。もはやその影の功労者ぶりも影になっていない。ライスのインターセプトや球際の強さはこの試合でも輝いていた。

加えて攻撃の舵取りの面でも効いていた。ライスもこの大会で確かな成長を見せている。

サカのゴールシーンではパスを渡した後にライスは右のポケットに侵入する動きをした。この動きで空いたスペースがサカのカットインを助け、あの素晴らしいフィニッシュに繋がった。

昨季アーセナルで幾度となく見せていた動き。ライスのアシストは単なる横パスではない。

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惜しくも大会を後にすることになったスイスはこの試合だって負けには値しないパフォーマンスを見せた。優勝さえ現実的だっただけに悔しさは残るかもしれないが、ここまでの戦いには大きな拍手を送りたい。

PKを失敗したアカンジだがこの試合でも120分間イングランドの攻撃陣を全く自由にさせず、大会を通しても非常にソリッドな守備でスイスの躍進に貢献した。

ジャカにとって最後の大会になるだろうか。効果的なパスを出し、チームのために走り切った彼の足の筋繊維は断裂していたようだ。それでもこの男は最後まで戦い続けた。底知れないメンタリティを持つジャカがこの大会を最後にするとは考えにくい。まだまだ成長過程にいるはずだ。

試合後にはかつてのチームメイトのサカやラムズデール、そしてアーセナルの中盤のリーダーを託したライスとお互いの健闘を称え合った。

山本孝浩(スイス)

写真はすいません!超前のやつです!カソルラの右隣のイケオジさんです!

そして、お疲れ様でした山本孝浩さん! アーセナルのスポーツセラピストを長年勤めている山本さんは今大会スイスの代表チームに帯同していた。

試合後のピッチではラムズデールが山本さんに声をかけるシーンがチラッと映った。この試合はグーナーにとってハートフルな一戦になった。

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フランスvsポルトガル

ウィリアム・サリバ(フランス)

左CBで延長120分フル出場。

サリバはもはや今大会最も優秀なCBの一人と言っても過言ではないだろう。しょっぱいフランスの攻撃陣に対してウパメカノとのコンビはカッチカチに堅い。

このポルトガル戦ではサリバにとって今大会最も忙しい日になったが全く動じず、ベルナウド・シウバの決定機には見事なブロックを魅せた。

これまでもルカクレバンドフスキメンフィス・デパイなど錚々たる面々を封じ込めている。このポケットにこの度クリスティアーノ・ロナウドが加わった形になった。

次戦のスペインはさらに攻撃の火力が高いチームだが、サリバは冷静だろう。CLのような大舞台ではどこか空回りしがちなサリバだったが、このトーナメントでの経験は彼の今後のキャリアの大きな助けになるだろう。

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素晴らしいポルトガルの前線の面々に比べ、ジリ貧さが拭えないフランスのアタッカー陣。しかしサッカーの神様は後者に微笑むのだから残酷だ。

2016年に大会の主役となったグリーズマンにその面影はなく脇役にすらなれていない。ムバッペもよっぽどフェイスガードが邪魔なのかミスが目立っている。

フェイスガードは理由にならない。古くは宮本恒靖、今やオシムヘンがそれを証明している。

名高いポルトガルのアタッカーの中で注目を引いたのが途中で入ったフランシスコ・コンセイソンだ。アーセナルとのCLでも存在感は見せていたが、この試合でもジョーカーとしてエッジの効いたドリブルはフランスの守備陣を翻弄した。

まだ若く荒削りな部分はあるが、今後が楽しみな選手ではある。

そして、ポルトガルを長年支えたこの二人も最後のユーロだろう。

39歳クリスティアーノ・ロナウド、41歳ぺぺ、”恐らく”最後のユーロが幕を閉じた。この二人はフットボールプレイヤーの可能性をさらに大きくした。

ぺぺに至っては41歳とは思えない素晴らしいプレーを見せ、未だに第一線で活躍できると誰もが信じて疑わないだろう。この偉大な二人のキャリアを長らく見れていることに心から感謝したい。

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