やーっぱり二部作になっちゃった笑
なんならPart1はオーバ要素多めだったしな。オバラカ大好きなんすよ。皆さんもそうでしょ?
そんなPart1はこちらです。
最後ゴール集あるから見てね!
圧巻の2018-19
話は戻って2018-19シーズン。この年はラカ無双と言っても過言ではなかった。
エメリ新体制での序盤数試合は何故かベンチスタートだったけど、9月以降はスタメンに定着。強烈な精度の高いシュートだけでなく、得意のリンクアップでゲームメイクにも徹し、守備での貢献も高かった。
ここぞという場面でのゴールが印象的だ。ビッグ6戦の強さ、また特に印象的だったのはELでの活躍。バレンシア相手には2試合で3ゴール1アシストで決勝進出に大きく貢献した。
リーグ戦得点王に輝いたオーバもいたが、このシーズンでクラブ最優秀選手に輝いたのはラカの方だった。
スタジアムにはクラブ年間最優秀選手賞を受賞した選手たちの名前が載っているボードがあり、僕の最初のシーズンの時、父に『いつの日かここに僕の名前を載せたい』と言ったよ。だからここに名前を載せられたことをとても誇りに思う。
Alexandre Lacazette
クラブ退団時にこう振り返った。アデバヨール、ジルー、ジェズスとアーセナルに貢献した選手も個人的にこのシーズンのラカのレベルに達したことはないと思う。
笑気ガスって何?
ラカのちょっとヤンチャな部分も。世界を震撼させたコロナウィルスでプレミアリーグも大きな影響を受けロックダウン。リーグ戦は中断され、選手たちには外出規制が課されていた。
この時期のアーセナルは色々な問題があったが、ラカもチームを困らせる一人に。
ラカが風船から「笑気ガス」を吸っている動画が流出して、「何やってんだおまえぇぇ!!」とクラブからお叱りを受けちゃったりなんかして。
2018年の時もナイトクラブでオーバとかエジルとかその他悪友たちとその変なガス吸って怒られてたみたいで、よっぽど好きなんだね。
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そもそも「笑気ガス」ってなんなのか。なんか名前的にヘリウムガスみたいなノリなのかなって思ったら、この名前がなんなら別名で本名は「亜酸化窒素」っていうみたい。
急にイカつい名前になって怖いんだけど。なんか吸ったら多幸感を得られるみたいな・・・もうガッツリやばそうな感じなんだけどイギリスでは合法らしい。
ただ酸素欠乏につながって死者が出たケースもあるみたいで、娯楽目的の販売は違法となってる。と。やべぇじゃんラカ、もうやっちゃだめだよ。
あと、外出ちゃダメなのに友達と洗車してて怒られてた。奇遇だなラカ。なんか俺も似たようなことさせられてたよあの頃。「なんでラカゼットは怒られてるのに俺はやらされてんだよ」って思ってた。
チームの兄貴的存在に
ヤンチャだけど面倒見の良い兄貴分てのはよくいるもんで、過渡期にあったアーセナルにとってラカの存在は大きかった。
2020-21シーズンではオーバがスランプ、ウィリアン失敗補強と前線のベテラン勢の不甲斐なさがアーセナルの急ブレーキになり、アルテタは若手路線にシフトした。
そんな若手が伸び伸びやれるようにラカ兄貴は精一杯体を張って、若いチームを最前線から鼓舞してチームを牽引した。
サカ、マルティネッリ、スミス・ロウ、エンケティアなど今のアーセナルを牽引する彼らは皆ラカ兄貴の背中を見て育っている。
また同シーズン、前述のEL準々決勝スラヴィア・プラハ戦のキックオフ前では壮観な光景が見られる。
この試合の前のラウンドで、プラハの選手がELで対戦したレンジャーズの選手に人種差別的発言をしたとして処罰されるということがあった。
プラハで行われた試合ではホームチームが肩を組んで横一列で立つ中、アーセナルは人種差別反対の意を持つ、膝を突いて”Black Lives Matter”の姿勢を見せた。
その先頭にいたのがキャプテンを務めたラカゼットだった。ラカは相手から視線を外すことなく、睨みつけるかのように相手を見据えていた。
これはラカを中心とした選手たちの提案のようで、この行動は多くの人に賞賛された(というかプラハがディスられてたか)
変なガスは吸うけど、一線を超える悪は決して許さない(差別されたのが元アーセナルの選手ってのもある)その姿勢はアーセナルという素晴らしいクラブでの在り方みたいなのを若い子達に示してくれた。
最高のキャプテン。
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最高にかっこよかった9番
2021-22シーズンでは盟友のオーバがアーセナルを去るとキャプテンに就任する。しかしラカの契約もこのシーズンで終わり、約半年の主将だった。
CFとしてのタスクが増えて得点に至るシュートまで行くことができないなどと苦しい最終年となったが、その分若手がカバーした。
ラカ自身もウルヴス戦のオウンゴール誘発など持ち前の勝負強さは健在だった。終盤戦はコロナ感染の影響で後輩のエンケティアに先発の座を譲った。
こうして若手の進む道を切り拓いたのがラカだった。彼の在籍期間はガッツリアーセナルの暗黒期になってしまった。
また、アーセナルのナンバー9と言えば長らく呪われた番号と呼ばれていた。そんな特級呪霊ベッタリの番号をしっかり祓ってくれたと思う。
いろんなものを背負って”もがき、苦しんで”ラカは次世代のアーセナルへ繋げてくれた。こういうことが言いたかったんですよね?渡◯一平さん?
子供の頃から夢見ていたクラブでプレーすることは喜びだったから良い思い出すべてを残しておきたい。アーセナルで5年間プレーできてとても幸せだった。
加入した時には大きな期待があったし、歓迎も最高だったから感謝を伝えたい。このチームのためにプレーすることは心地が良く、このスタジアムでファンと5年間を過ごせたことは最高だった。僕はこれからもこの関係を保ち続ける。子供の頃からアーセナルを応援していたからこれからも彼らを応援し続ける。そして、このスタジアムに帰ってきたい。僕たちはいつもこう言っている。『Once a Gooner, Always a Gooner.』とね。
Alexandre Lacazette
Once a Gooner, Always a Gooner. 改めてラカゼットへ最大の敬意を!
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