遂にティンバーが戻ってくるかー?
アーセナルの次戦の相手はトッテナム。そう、ノースロンドンダービー。
アーセナルにとってこの試合は今季最重要試合になるかも。かもってかそう。スパーズも4位争いの最中だし、両チーム共に必勝の下手したら過去最大のノーロン。
そんな大一番の前にアーセナルにとって朗報となりそうなお知らせが。
英紙の『The Standard』がユリエン・ティンバーがこの試合で復帰できる可能性があることを伝えた。
ティンバーは今季開幕戦のノッティンガム・フォレスト戦、前半で負傷交代。後に膝の前十字靭帯損傷でここまで約8ヶ月以上離脱している。
アルテタのコメント
(復帰は)もう目の前、間近も間近だよマジで。
明日(4月27日)の練習で決めますわ。
Mikel Arteta
いやいや超楽しみだな!
まぁ、誰よりも慎重なアルテタさんのことですから、余程の緊急事態じゃない限り試合に出てくることはないと思うんですよ、今までの経験上ね。全然ベンチに戻ってくれただけでサポーターは超嬉しいよ。
ただ、少し気掛かりなことが・・・
練習の画像や動画に冨安くんの姿が見えないんですよ。チェルシー戦はなんか口から流血してたけど、深刻な怪我はなさそうだし大丈夫と思うけど、トミーのことなんでね不安強いわ。
もし冨安がいないとなると左サイドバックはジンチェンコかキヴィオルだろうけど、ティンバーにも少なからず出場の可能性が出てくる。それはチョイ心配だな・・・
実戦復帰で早速ティンバーしてるよ
2月末には練習に復帰していたティンバー。厳しいリハビリを経て、コルニーに戻ってきてくれました。
そして4月23日、アーセナルのU-21の試合、ブラックバーン戦で実戦復帰を果たした。左サイドバックで先発出場、前半のみの出番だったとのこと。
その試合で早速魅せるティンバー!
前半8分のこのゴラッソ!! とても8ヶ月ぶりの試合とは思えないシュート。こんなん見せられて期待すんなって方が無理あるってなもんですよ。
ゴールもさることながら、その過程も素晴らしい。左のポケットに侵入してバイタルスペースで受ける動きは、アーセナルの左サイドバックに求められる動きだ。
離脱中もチームミーティングに参加し、ホームゲームは現地に足を運んで、ティンバーの勤勉さがもたらしたものでもある。
そしてシュート前のターンは、サポーターを安心させる鋭さがある。個人的にはロシツキーを感じた。
試合後、ティンバーはこう語った。
(復帰が)待ちきれねぇ! メッセージもたくさんもらって、めっちゃ楽しみ。まぁ、8ヶ月ぶりだもんな。正直、なんとも言えない感じだけど、もうピッチにいるだけで最高っす。
(ゴールについて)変な感じ! 最初わかんなかったもん。あんま点取らないから。リハビリで変わったのかな! いや、最高。8ヶ月の努力が実ったよ。
Jurrien Timber on mirror
とにかく、待ちに待ったサッカーを心から楽しんでるって感じだね。前半だけの出場でも結構疲れてたみたいだけど、それは徐々に戻していけばいいしね。
おめでとうティンバー!!
まじで待ってたカムバック
U-21とトップチームではフィジカルの差が桁違いだ。復帰も慎重にはなるだろう。
しかし、ラストの4試合で何が起こるかはわからない。CBのガブリエルとサリバはもう疲労のピークにある。ホワイトもそうだ。そこにDFならどこでも対応できるティンバーの復帰は最後を戦うのにかなり大きな戦力になる。
そもそもアルテタはティンバーをスタメンクラスと考えていた。アヤックス仕込みの技術力に、守備強度も申し分ない。複雑なアーセナルのサイドバックのタスクもこなせる戦術理解度。新戦力で最初にプレシーズンでインパクトを残したのはライスよりもティンバーだ。
特にコミュニティシールドのシティ戦は圧巻だった。
だからこそ開幕戦からの長期離脱はアルテタにとってかなりの痛手だったはず。もし問題なくシーズンを過ごせていたら・・・と思うと色々な妄想が浮かぶ。
復帰は慎重にだけど、ラスト数試合でティンバーを見れたら幸せだ。長期離脱後は怖いからね・・・ベジェリンとかみたいにならないことを祈る。