国内カップ戦のカラバオカップ？で名前合ってるのかな。どうしてもカーリングカップって名前で習ってるからそのイメージが強い、キャピタルワンみたいな時もあったし。
若手や控え選手にとって絶対的に必要な試合に出れるチャンスの場だし多くの試合に出てもらうためにも負けるわけにはいかない。
アーセナルにとって初戦となった相手はボルトン・・・ん懐かしい！！！！ ちょっと懐かしすぎてテンション上がったので、いつもと違う感じにしますね。
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ボルトンってなんなのさ
2000年代中頃はアラダイス監督の元でケヴィン・デイビスにバシバシ放り込んでくるサッカーにめっちゃ苦戦してたって印象がある。その後なんか繋ぐ感じ？になってからお得意さんになったかな。日本人にとってはヒデとか西澤がいたチームとして覚えてる人も多そう。
アーセナルにとっても非常に縁の深いチームだけに、一時期チームの破綻問題かなんかで大変だったけど復活してくれて本当によかった。
スポンサーがリーボックのユニがかっこよくてそれを纏う元アーセナルのアネルカだったり、現フラム元アーセナルのイウォビの叔父さんにあたるナイジェリアの足下お化けJJオコチャなんかがいたね。
一時期はアーセナルの若手選手の武者修行場所としてもお世話になりました。2009-10シーズンの後半はウィルシャーが短期ローンですごく成長させてもらって、翌シーズンにはアーセナルで主力になるまでになった。
あとは宮市も2011-12の後半にボルトンで活躍。チェルシー戦ではイバノビッチと元ボルトンのケーヒルを抜き去るドリブルを見せて希望を与えてくれたのが懐かしい。
そんなボルトンとの最後の試合は2011年のやはり国内カップ戦。アルテタと同期入団パニックバイ組のパクチュヨンが”唯一”活躍した試合。まさか公式にこの呪われた9番が登場するとはな笑
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ざっくりマッチレビュー
アーセナル 5-1 ボルトン
アーセナル
| 92 | ポーター |
| 15 | キヴィオル |
| 33 47 | カラフィオーリ →70′ Kacurri |
| 51 | ニコルズ |
| 49 6 | ルイス・スケリー →62′ ガブリエル |
| 20 | ジョルジーニョ |
| 53 | ヌワネリ ⚽️37′ 49′ |
| 41 29 | ライス ⚽️16′ →62′ ハヴァーツ |
| 7 11 | サカ →71′ マルティネッリ |
| 30 46 | スターリング ⚽️64′ →81′ カビア |
| 9 | ジェズス |
| 監督 | アルテタ |
ボルトン
| 20 | サウスウッド |
| 21 6 | フォリーノ・ジョセフ →71′ ジョンストン |
| 5 | サントス |
| 18 | トール |
| 12 | ダクレス・コーグリー |
| 22 4 | デンプシー →69′ トマソン |
| 8 | シーハン |
| 37 28 | アーフィールド →69′ マテテ |
| 27 | ウィリアムズ |
| 45 9 | McAtee →78′ アデボイェージョ |
| 19 10 | コリンズ ⚽️53′ →79′ チャールズ |
| 監督 | エヴァット |
カップ戦ということでアルテタは10代の選手を四人スタメンに抜擢するなどの大幅なターンオーバーを敢行した。
序盤危ない場面もあったが、16分にニコルズのクロスがペナ外中央のライスに渡る。コースを作って右足を振り抜くと狙い済まされたシュートが決まりアーセナルが先制。
37分には左サイドでルイス・スケリーの見事なスルーパスでスターリングが抜け出し成功。グラウンダーのクロスを中でヌワネリが合わせ追加点を奪った。
後半開始早々には相手の後方からのビルドアップをカットしたライス。そのボールをヌワネリが持ち運ぶとチームの3点目をそのまま決め切る。
その後ボルトンに一点を返されるも、64分にサカの右サイドからの強いクロスをGKがキャッチし損ねるとスターリングがこれを押し込んでさらにリードを突き放す。
締めの5点目は右サイドでスターリングが仕掛けてシュートを放つ。GKが弾いたボールをハヴァーツが押し込んで5-1、アーセナルが難なく4回戦に進出する。
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Remember the name, Ethan Nwaneri
グーナーの大半がこの神童を目当てにこの試合を観ていた。スタメンとしてどのようなプレーを魅せてくれるのか、大きな期待を背負う中でヌワネリという若武者は当たり前みたいグーナーの期待に応えてくれた。
サムネの写真にもなってるけど、38分の待望のトップチーム初ゴールではライス兄さんとサカ兄さんが嬉しそうに彼の得点を讃えていたのが印象的だった。
後半のヌワネリの2点目が決まった時にはもう試合に対する満足感は100%になってた。ただこの日のヌワネリは得点だけではない。
以上のスタッツのように攻撃の中心として存在感を遺憾無く発揮。その細やかーなボールタッチは完全に僕の性癖にブッ刺さりましたよ。
ウーデゴールから直々に指導を受けてるのがプレーを見てるとよくわかる。球離れもよく、スッと顔出すタイミングはまさに師匠のそれ。その中にウィルシャーみもあってそこはアーセナルの濃厚な血が流れてるなってこんな選手推さずにはいられないでしょ！
ウーデゴール不在の大きな不安もやっぱこの子なら軽減させてくれるんじゃないの？と思わずにはいられない。
目には目を歯には歯を、神童には神童だ。イーサン・ヌワネリ、彼の名前を覚えとけ！
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アーセナルの将来達
ヌワネリも含めてスタメンには10代のヘイルエンド達が4人、途中からさらに2人がピッチに入りアーセナルの将来を見せてくれた。
ヌワネリと共に大きな期待が寄せられるルイス・スケリー。ハイライトはもちろん先制点でのプレアシスト。それまでスターリングへのスルーパスを二回ミスしていただけにその修正力も評価に値する。
ビルドアップにも貢献しまくり「あー、いい時のジンチェンコってこんな感じだったよなー」と思わせてくれた。それはそれで悲しいけど。怪我で途中交代しちゃったのは残念！
ラヤとセットフォードが負傷、ネトはボーンマスで出場してしまったため登録できずでアーセナルのゴールマウスには16歳のジャック・ポーターが抜擢された。
試合前にはOBのラムズデールから激励のお言葉！もうほんとラムズデールの大好きなとこの詰め合わせ、本当素晴らしい。これは頑張らなきゃだねこれからも！ポーター君！
ヒヤヒヤする場面もあったけど、勇敢に戦ってくれました。失点シーンは仕方ないし、とにかく君はこのGKクライシスを救ってくれただけで優勝です！
他にもライスのアシストにはならなかったものの存在感のあったニコルズ君。めちゃくちゃ若手感満載で荒削りだったけど、それでも積極的にチャレンジングなプレーを継続してる姿を見て「この子は化けるぞ？」と先見の明あるぶってみた。
途中から入ったカクリ君？彼は面白かったね、とても18歳には見えないマッチョマン。その筋肉が可動域を狭めてそうなの笑った。
途中からなんかコラシナツに見えてきちゃったし、数年後に暴漢に襲われるヌワネリを丸腰で制圧する未来が見えてしまった。
「彼らの中には明日学校に行くやつもいるんだ」とのこと。そうだよ、学業もちゃんとやってこそアーセナルの選手だ！知らんけど！
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おめでとう、スターリング
ヌワネリの大活躍を見れた時点でこの試合の満たされ具合は満タンだったわけだけど、ケーキに苺を乗っけてくれた。アーセナルでの初ゴールおめでとう！
ここまでイマイチ見せ場の作れなかったラヒカス君だった。この試合でも最初はなんかみんなと波長の合わない立ち上がりだったけど、例によってスケリーからの最高のパスを受けヌワネリの得点をお膳立てしてくれた。
結果が数字に表れた直後からスターリングの本領が発揮された。調子のいいやつめ。脅威だったリバプール、シティ時代の姿をガナーズの衣装を纏って魅せた。
途中からは右サイドに移ったけど、それでもパフォーマンスを落とすことなく、なんならそこからさらに良かったまであるし。オプションとしての可能性を感じさせてくれた。
アタランタ戦はなんか最初からイライラしてて、コラシナツにも突っかかって「あのな？現段階ではお前よりコラシナツの方がグーナー好感度高いからな？」とか思ったけど、この日はニコニコしながら若手も生かしつつのプレーぶり。アーセナルのスターリングはここからだ。
だからジェズス、君はこのままだとヤバいよね？
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頼れる兄さん方
若手だけじゃない、寧ろ若手たちの活躍を支えてくれた兄さんたちのヘルプも無視しちゃいけない。
ここまでなんとなくパフォーマンスの安定しないライスだったけど、ワールドクラスのミドルシュートで先制。あの早めの一点があったからこそ若い衆が伸び伸びプレーできたと思う。
ボルトンには申し訳ないけど、あのレベルのパス回しはライスにとってなんのその。今季初めてライスの全部乗せみたいなプレーが見られた。ライスの全部乗せって言葉バグりまくりまくってる、じゃあライス大盛りで。
ヘイルエンドの兄さん、ブカヨサカ。シティ戦ではキャプテンながらも前半だけのプレーで不満もあったはず。この試合ではヌワネリを引っ張りながらチームの攻撃を牽引して、スターリングの初ゴールも演出。
なんかサカがむちゃくちゃ先輩に見えるし実際そうなんだけど、サカも全然まだ23歳でヤングマンなの忘れちゃう。
もう一人はジョルジーニョ先生ですね。格下相手ならそのゲームメイク力は健在だし、若手がやりやす〜いようにサポートに回る姿は流石の一言。差し詰めピッチ上の監督と言ったところ。
失点シーンのところは頑張って追いかけてたけどお爺ちゃん鈍足が愛おしかったよ。頑張ったけどね、間に合わなかったね。
他にも結果を残し続けるハヴァーツ、カクリくんに熱血指導するガブリエルとかも良かった。4回戦の相手は2部で下位に沈むプレストン、次もヘイルエンド達の活躍が見られるかな。
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