開幕から13日間に及ぶグループステージでの戦いを終え、残っているチームの数は24から16に絞られた。ここからはノックアウトステージが始まる。
その決勝トーナメントの組み合わせがこちら
見ての通り画像の左側に強豪国が揃い、バランスの悪い見た目のトーナメント表になってしまった。
さて、決勝トーナメントでもグループリーグ同様に「アーセナルの選手が出ている試合」を中心に振り返っていこうと思います
現在残っているのはこちらの選手たち
- カイ・ハヴァーツ(ドイツ)
- ダビド・ラヤ(スペイン)
- ウィリアム・サリバ(フランス)
- レアンドロ・トロサール(ベルギー)
- ブカヨ・サカ(イングランド)
- デクラン・ライス(イングランド)
- アーロン・ラムズデール(イングランド)
- ジョルジーニョ(イタリア)
計8人がノックアウトステージを戦う。
サリバとライスはそれぞれのチームで守備の要として安定したパフォーマンスを見せられている。問題はアタッカー陣だ。予選の段階でアーセナル所属のゴールがハヴァーツのPK一つのみというのは非常によろしくない。
しかし決勝トーナメントから調子を上げるというパターンも十分にある。トロサール、とりあえずなんとか頑張ってくれ。
アーセナルに所属してない選手の試合にも注目はしたい。スイスは見応えがあるし、ジャカに対してはまだアーセナルの選手として見ちゃう。元カノにまだ彼氏ヅラしてるやつみたいでキモいけど。
さぁ!泣いても笑っても勝ち残りのステージがスタートしますー!!
ドイツvsデンマーク
カイ・ハヴァーツ(ドイツ)
CFで先発フル出場。
デュエル面での脆さは相変わらずだが、例によってハイプレスに来るデンマークの最終ラインの裏をよく突けていた。
そのうちの一つ、リュディガーの素晴らしいパスをダイレクトボレーで合わせるもカスパー・シュマイケルのセーブに合いファン・ペルシーになれず。それも含めこの試合では再三の決定機を逸してしまっていた。
特に左からのパスをハーフウェー付近で絶妙なファーストタッチから一気に抜け出したシーンでのGKとの1vs1は決めたかったところ・・・まぁハヴァーツらしいと言えばそうなんだけど笑
それでも後半53分のアンデルセンの物議を醸したハンドで得たPKはさすがだった。シュマイケルに読まれていたが完璧なコースへ沈めた。
CFとしての得点を取る仕事では苦労しているが、味方へのスペースメイクなどでチームに大きく貢献していることからやはりハヴァーツはスタメンとして欠かせないだろう。
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累積警告によりこの試合を欠場したターに代わり出場したシュロッターベックが素晴らしいパフォーマンスを見せ、ドイツの守備陣の層の厚さを証明した。
特に攻撃面での貢献が光り、リュディガーと共にデンマークの守備ラインの背後へ正確なロングフィードを送り届けていた。
イングランドvsスロバキア
デクラン・ライス(イングランド)
セントラルハーフで延長120分まで先発フル出場。
“The Declan Rice” ライスの良いとこ全部乗せみたいな素晴らしいパフォーマンスで120分を通してゲームを支配していた。
球際では無類の強さを発揮しタックル成功率はなんと100%、攻撃面では得意のキャリーもミスすることなくイングランドの攻撃を作った。
後半終了間際のポストを叩いたミドルシュートが決まっていればライスにとって文句のない日になっただろう。
個人的に好印象だったのはライスのメンタルマネジメントの部分だ。この試合でもフラストレーションの溜まる試合展開となり、ストーンズやウォーカーなどの選手たちは明らかにイライラしていた。
しかしライスはスロバキアのラフプレーに対しても怒りを見せることなく楽しんでいたように見えた。試合後には相手監督となんか口論になってたけど。
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ブカヨ・サカ(イングランド)
右WGで先発出場、後半66分にトリッピアーが交代すると左サイドバックへ。延長戦では右のウィングバックへと移行し120分で三つのポジションをこなした。
サカのポリバレント性がイングランドの助けになった。久しぶりのサイドバック起用をこのタイミングで見ることになるとは思わなかったが、どこのポジションでもパフォーマンスを落とすことがないのは流石だ。
しかしサカ本来のポジションでの活躍が見たい。良い状態でボールを持てればサカはほぼ確実に局面を打開できる。
サカのゴールを全世界のグーナーが待っている。
まさに千両役者ジュード・ベリンガム。90分間低調なプレーに終始したが最後の最後に国を救い、戦犯から救世主になった。それにしてもその決定打がバイシクルとは・・・只者じゃない。
ハリー・ケインもそのうちの一人だ。延長前半に逆転弾を沈めるまでケインは試合に参加できていなかった。
この逆転劇の幕開けとなったキーマンはトニーだろう。ケインのゴールのアシストも彼でターゲットマンとして自分の役割を十分に果たした。
アーセナル移籍の噂もあったがアルテタは彼の人間性を疑問視して獲得を見送った。が、そのCFとしてのレベルは言わずもがな高い。考え直して欲しい気もする・・・
スロバキアでは今大会で評価を上げているロボツカが違いを見せていた。一昨年のナポリの大躍進を支えていたと聞いて納得だ。今夏の注目株にもなり得るだろう。
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フランスvsベルギー
ウィリアム・サリバ(フランス)
CBで先発フル出場。
完全に左のCBにも慣れたと言っても過言ではないだろう。足下にも不安を見せず、ビルドアップ面でも安定していた。
一度ボールを持ち運び判断の遅れからボールを失い、大ピンチを招いてしまった場面ではテオ・エルナンデスに大感謝しなくちゃね。
守備ではこの試合でも平常運転。ルカクを完封してサリバは再び評価を上げた。
グループリーグで持ち味を発揮できなかったトロサールはこの試合では出番がなく、サリバとの直接対決を楽しみにしていたが実現することはなかった。
トロサールの不調はアーセナルにとって大打撃だ。この不調をノースロンドンに持って帰ってこられると非常に厄介になる。国際大会デビューはほろ苦いものになったが、まずはゆっくり休んで新シーズンに向けて復調してほしい。
ベルギーが負けてあとはオナナへの交渉が現実的になるだろうが個人的にはまだやっぱり不安が残る。
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その他の試合
- スイスvsイタリア
ジョルジーニョは最後まで出場しなかったため軽く触れるだけにするが、スイスはその強さが本物であることを証明した。
ジャカを中心とした可変的な戦術はイタリアを苦しめ、GKがドンナルンマじゃなかったらもっと点差が開いていた可能性もある。
まだまだ低調なイングランドさえも食ってしまう可能性は十分にある。
- スペインvsジョージア
ポルトガル戦の勢いそのままに先制点を挙げたジョージアに”無敵艦隊”たる所以を見せたスペイン。その中心にいるのが21歳のニコ・ウィリアムズ、そして先日無事に宿題を終わらせて中学卒業をした16歳のヤマルだ。
前者はここまで大会を通してキレキレのドリブルを見せこの試合でも素晴らしい得点を挙げた。後者もまた右サイドから精密機械のようにピンポイントクロスをあげ、同じく調子のいいファビアン・ルイスの得点をお膳立てした。
この若き両翼の活躍はスペインの優勝への期待をかなり高めている。スペイン国内は大盛り上がりのようだ。
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- ポルトガルvsスロベニア
クリスティアーノ・ロナウドのPKをオブラクがストップをし涙を見せた時にはスロベニアの勝ちフラグがビンビンに立っていた。しかし延長後半、同じくベテランのぺぺのミス掻っ攫ったセスコがゴールへ独走。
このポルトガルの大ピンチをGKディオゴ・コスタがスーパーセーブ。これがターニングポイントに。PK戦ではこのGKが脅威の3連続セーブでポルトガルを勝利に導いた。
このコスタ相手にCLでPKを成功させたアーセナルの面々はすごかったんだと、またあの一対一を決めきれないセスコの獲得を見送ったアーセナルのフロント陣ナイス!とグーナーの心も満たされた。
あとこのロナウド凄すぎる。一回外した後のPK戦でトップバッター行く決断だけでも勇気やばいのに、常人なら緊張で頭おかしくなるよ普通。
- オランダvsルーマニア
最後はサラッと。立ち上がりこそ可能性を見せたルーマニアだったがオランダがそのペースになれると一気に流れを引き寄せた。
その中で気になる選手がオランダ14番のラインデルス。中盤でのしなやかな身のこなしが個人的にめちゃくちゃ好み。現在はACミランにいるようで注目していきたい。
その個人的な見解で言うとルーマニアをダークホースに上げさせてもらったがあっさりと敗退した。またしてもその見る目のなさを露呈してしまいました笑 ただルーマニアの積極的な戦いはワクワクさせてもらった。
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