待ち望んだ黄金カルテット
トーマスに呼応するように、ライスとウーデゴールもハイパフォーマンスを見せた。
やはりライスの適性は8番なんじゃないかと思うほどイキイキしていた。この試合では2得点に絡む活躍。ライスのキャリー能力の高さが活き、1点目のトロサールへお膳立てしたプレイのドリブルのコースどりは見事だった。
他にも得点を取るチャンスに顔を出して、アーセナルの攻撃に厚みを加えた。
2アシストを記録したウーデゴールは、この日もスーパーだった。試合を通してチャンスを演出しまくり、3点目のハヴァーツへのアシストは今季のベストアシストの一つかも。
ハヴァーツのスピードを殺さず且つピンポイントのパス。世界No.1の座も現実的になってきた。
5点目はホワイトの微妙な感じの得点が全て持っていってしまったが、ウーデゴールの左足でチョンっと浮かす上の空間を使ったパスは芸術の域だ。
3人の個性はうまくマッチングした。逆転優勝へこの中盤の構成は鍵を握るだろう。
イケメンはどんな顔しても良い
まさかのブレイス達成となったホワイト。まさかではあるが、チームの2点目となる得点は攻撃をかなり楽にした。コーナーの時にいつも相手GKの邪魔をするという地味な役回りが、光を浴びた瞬間だった。
さて、ウーデゴールのパスには触れた5点目のクロス?シュート?の得点。2020-21の時のチェルシー戦のサカのゴールを思い出した。
試合後、インタビューを受けたホワイトはそこにトロサールを呼んで応じた。
インタビュー🎤「2点目は狙ってたの?」
ホワイト「まぁ・・・他の人に決めt・・」
トロサール「(食い気味に)狙ってたよ。」
ホワイトらしいシャイな感じに、お前が言うんかいのトロサールもいいですね。そかそか、狙ってたんだねー。そしたらこの決めた後の顔は?笑
絶妙に微妙な表情だな笑 狙ってたらこんな顔する? まぁ、そんなことより、こんな絶妙に微妙な表情でも圧倒的にイケメンだな! めっちゃイケメンなので、狙ったゴールですよ。
2020-21のサカのゴールの感じに似てますね。
窮地のガブリエル二人目
この日の先制ゴールはまたしてもトロサール。ここ最近のトロサールの活躍はもう説明するまでもない。確実に結果を出す、かっこいい!ハヴァーツ同様に二桁得点を記録した。
しかし、光と影は表裏一体。この活躍の裏で苦しんでいる選手がいるのも事実だ。
ガブリエル・ジェズスの膝が限界で本来の力を発揮できていないと言うことを先日の投稿で言わせてもらったが、もう一人のガブリエルも苦戦している。
ガブリエル・マルティネッリ、絶賛スランプ中。先月の負傷から復帰して以降、調子の戻らない時期が続いている。シティ戦やリバプール戦などビッグマッチで結果を残してはいるが、昨季の活躍に比べると物足りない。
この試合でも、ジンチェンコからのラブリーパスに抜け出して、GKとの1対1を迎えたが決めきれず。左から右足でファーに決めるシュートは得意だったが、このパターンが決まらない。前のウルヴス戦もそうだった。
焦っているのか、元々シュートは上手い方だったのに。左足でファーに突き刺すか、ニアにズドンとかのシュートパターンの幅が必要かもしれない。好調時のオーバメヤンはこの辺の選択が上手かったから得点王を取れたと思う。
マルティネッリも少なくともシーズン10ゴールは確実に取っていって欲しいので、今季中にでも地震を回復させていってほしい。
ボロ勝ちの次こそ気をつけろ
にしてもチェルシー酷かったな。10年ぐらい前にチェルシーに0−6で負けて、Twitterのチェルシーの日本アカウントに「6−0だよ〜ん!」と舐め腐ったツイートをされたことがある笑
「6−0だよ〜ん」返しを期待したがダメだった・・・だからマルティネッリ決めて欲しかったんだよ!
とはいえチェルシーをこんなにボコれる日が来るなんて、痛快だよ。
子供にこんな顔させちゃダメだよ。真っ白じゃん。「同情するなら金をくれ」みたいな雰囲気のあるこのメッセージ、腐るほどお金はあるのがまた皮肉。でも君は90分最後までチェルシーの崩壊を見届けたね、サポーターの鏡だよ。俺も2-8とか1-5とかの試合ちゃんと観るからわかる。
さて、お次はノースロンドンダービー。トッテナムはそう簡単に勝たせてくれないだろうね。あっちはあっちで4位争いあるし、死闘になること間違いなし。
ボロ勝ちの次は得てして苦戦しがち、アウェイのノーロン苦手とか不安要素満載だけど、この試合乗り越えたらまだ優勝の夢は見てられる。