2023-24を選手ごとに振り返りたい Part4

Kai Havertz scores again♪ Rice Rice Baby♪

自分が見た中では過去最高のシーズンを見せてくれたアーセナルの選手たち。

過去最高の勝利数、リーグ最小失点、ビッグ6戦無敗と優勝できなかったことが不思議なほど充実していた。CLにおいては7年ぶりの復帰となったが、ベスト8まで進出するなど久々にしてはまずまずの成績を見せた。

最高のフットボールを見せてくれた選手たちに感謝の意を込めて、各選手ごとに振り返りたいと思う。

良かった選手、ちょっと上手くいかなかった選手と様々ですが、僕なりの採点方式で感謝を伝えたいと思います! あくまでも感謝です!

S:心から感謝致します!!!

A:本当にありがとう!!

B:まじサンキュー!

C:あざーす。

D:(軽く会釈)

背番号順にゆるーくいきましょー

#22 ダビド・ラヤ(B)

結局彼には最後まで愛着を持つことができなかった。

ブレントフォード時代に記録した高いセーブ率が疑わしいほど、ラヤのセービングには疑問が残る。ハイボール処理ミスからの失点もいくつかあった印象だ。

サポーターの中には未だにラムズでーるをスタメンに戻すような声も上がっている。そう言う声が上がってもおかしくないとは思う。

徐々に持ち味を発揮し、特にカウンター時のキックやスローイングにおいてはラムズデールとの差別化が図れたかもしれない。

レンタルでの獲得だが、来季もほぼ確実にアーセナルのゴールマウスを守るのはラヤだ。セービングの安定がかなり求められる。

・ベストマッチ CL Round16 2nd leg ポルト戦

ラヤに対して基本的にはネガティブなイメージだが、獲得して良かったとは思ってる。やっぱりこのPK戦を制することができたのはラヤのおかげだし、今までの懐疑的な目を心から謝りたいと思った。二本のPKストップ、お見事でしたぁ!

#24 リース・ネルソン(D)

ヘイルエンド最高傑作のアーセナルでのキャリアは終焉を迎えるかもしれない。

「今年はネルソン勝負の年!」って毎年言ってる気がするし、それにしてはインパクトに欠けるシーズンになった。

デビュー時に見られた積極性は今や面影もなく、ミスしないようにと消極的なプレーが裏目に出た。

エンケティア同様、夏の退団は既定路線だろう。

・ベストマッチ カラバオカップ ブレントフォード戦

まだ今季に賭ける思いが垣間見えた試合だった。積極的にボールを運び、守備に対しても献身的だった。唯一のスコアラーになり、この調子が続かなかったのが残念だ。

#29 カイ・ハヴァーツ(A)

噂が出た段階でも「なんで取るの?」って感じだったし、やーっぱだめじゃんと、まさに”60 million down the drain”だった。

可哀想なぐらい見てられなかったし、「今夏最大の失敗補強」という烙印を押されてしまうのも納得だった。

しかし、自分も含めてそういった批判者にはサッカーを見る目がないことを、ハヴァーツは暴いた。

チームワークに溢れたボーンマス戦のPKで初ゴールをみんなに祝われ、ドイツ代表での謎の左サイドバック起用(これまじなんだったんだ)を機に、自信を取り戻す。

CF起用になると、その真価を発揮し始める。守備をサボらない、ラインブレイクの妙、そして得点を量産する姿、”Kai Havertz scores again!!!” ワカワカまじ最高。

同じ29番だからかな、シャマクを魔改造したらハヴァーツになるのかな。最後にはロビン感も見えた。とにかくアホ有識者、エジル二世では絶対にねえよ。

・ベストマッチ PL第29節 チェルシー戦

憎きチェルシー相手に得点というだけでも素晴らしいのに、それを挙げたのが元チェルシーというのが気持ちが良い。完璧なブレイスで古巣に屈辱を味合わせ、セレブレーションもやってのけた姿には、これでしか味わえない不思議な魅力がある。

#35 オレクサンドル・ジンチェンコ(C)

ジンチェンコ好きの自分が、彼に対して愛想が尽きてしまいそうになるのがかなりキツかった。

昨季とはそのタスクが微妙に違うのがブレーキになったか。守備面については前から言われてたし、寧ろ攻撃面で空回り。

立場の危うさから来るのか、自分がなんとかしよう、自分で仕留めようと無理なドリブルやパスからミスが目立った。

私ごとですが、ビラ戦の後に十二指腸に穴が空いて、緊急手術を受けたが、ジンチェンコにトドメを刺されたと言っても過言ではない笑

チームのムードメーカーでもある彼を手放すイメージはしたくないが、値段次第では放出も視野に入るかも。

・ベストマッチ PL第12節 バーンリー戦

求めているジンチェンコはこの試合に詰まっていた。ジョルジーニョと共にビルドアップをし、左からは高精度のクロスを上げる。先制点はそのクロスが起点になり、トドメの三点目は自身の華麗なジャンピングボレーで決めた。得点は奥さんへ捧げた。めっちゃ美人奥さん。

#41 デクラン・ライス(S)

今季最高の補強。ウェストハムにいた時からその実力は折り紙付きだったが、想像以上だった。まさにお値段以上ライス。

序盤はアーセナル独特のシステムへの対応に苦労したが、それも個の能力でカバーする。

広大な守備範囲、球際の強さ、当たり負けしないフィジカル、ボールキャリー能力、馬力、全てにおいて高水準。

そして、ドバイ合宿以降はプレースキッカーとしての才能も開花。ポジションも一つ列を上げ、より攻撃的な動きもするようになった。

すると、それ以降は得点とアシストをみるみる伸ばし、キャリアハイの7ゴール10アシスト。ボックストゥボックスとしてより洗練された選手に成長した。

さらにパスを覚えようもんなら・・・でもおれはIHのライスが好きかな。

・ベストマッチ 第24節 ウェストハム戦

プレースキッカーとしてのライスの能力が開花した試合。ベッカムを彷彿とさせるキック、ライス自身もベッカムからインスピレーションを受けていると語っていた。サリバ、ガブリエル両CBの得点をアシストすると、最後は自らの極上ゴラッソで古巣相手に恩返し弾。キャラ的にセレブレーションを控えていたところまでセットで素晴らしかった。

タイトルとURLをコピーしました